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6年生送別試合

6年生送別試合

 3月29日に「CDY FINAL MATCH」と称した6年生の送別試合を開催しました。CDY.ESCOLAで開催する6年生の最後の試合の相手は同じくスクール生の下級生選抜チーム。楽しくも真剣勝負であるという緊張感を持ってウォーミングアップから両チーム入念に準備を進め、公式戦のような雰囲気で試合を迎えることが出来ました。

【CDY FINAL MATCH】
6年生(12人)vs4~5年生選抜(9人)
8人制
25分-25分

試合結果(合計)
6年生【3-1】下級生選抜

【試合内容】
 まず試合の前、ウォーミングアップから両チーム対極的な動きを見せていました。
 下級生選抜は入念なミーティングおよびコーチの管理下によるウォーミングアップで適度な緊張感のあるピリッとした雰囲気で準備を進めていました。
対して6年生チームはリラックスした雰囲気でコーチと簡単な話をした後各々で考えボールを蹴り合い時折笑顔を見せながら体を動かしていました。
 どちらのチームも試合前にはシステム、ポジション、チームの戦い方を確認し、さらに普段一緒にトレーニングしている仲間ということで相手のストロングポイントなど試合相手の特徴に合わせて戦い方を共有させていました。

 1本目、6年生が圧倒的な力を見せて主導権を握るのかと思いきや、テンポよいボール回しで下級生チームが相手陣地を突破していくシーンが見られ、6年生といえど簡単にボールを奪わせてもらえず面白い展開となりました。
 下級生チームがファーストシュートまでいくという展開に6年生チームも立ち上がりこそ浮足立ったものの、少しずつ下級生チームのテンポに慣れてゆきボールを支配するように。しかしそこでも下級生チームはGKを中心に最後の最後まで粘り切り1本目は0-0で試合を終えました。
 どちらのチームも暗い表情はなく、このような試合展開を楽しんでいる様子だったのが印象的です。

 2本目は落ち着きを取り戻した6年生チームがやや優勢に試合を進めるようになりシュートまでいく機会を増やすことが出来ていました。下級生チームも上級生の力強いプレッシャーに押されながらもボールを動かし続けてかわしながら前進する戦い方を続けていました。見どころ十分の戦いの中、ついに6年生チームが先制点をもぎ取ります。苦しみながらも勝ち取ったこの1点をきっかけにさらに攻勢を強める6年生チーム。相手にプレッシャーをかけ続け苦し紛れに出てくるボールをインターセプトというパターンがハマり出します。下級生チームも所々見せ場を作り続けますが6年生チームの堅い守りと突破力に徐々についていけなくなり追加点を献上。
 3-0で迎えた試合終盤、下級生チームが残りの力を振り絞り相手ゴールに襲い掛かります。猛攻実りアディショナルタイムで得点することが出来ました。最後まで手を抜くことなく戦い続けてくれた6年生に一矢報いた形でFINAL MATCHは幕を閉じました。

 とても魅力的なCDYらしい戦いを見せてくれた選手たち。「6年生だから、下級生だから」なんてことは関係なく、ただ目の前の相手に対して全力で戦うことに集中していたこと素晴らしく思います。
 6年生と戦える最後の機会を有意義なものにして見せた下級生チーム。その戦い方に浮足立つもしっかり修正し迎え撃った6年生チーム。この日の試合は送別試合ということでご家族様の観戦も多かったですが、とても良い試合を見せれたんじゃないかとスタッフ一同嬉しく思っています。

 また新チームで各々活躍する選手たちですが、またこういった魂を込めた試合をたくさん経験し、たくましく成長して欲しいと願います。これからも子どもたちの成長を願い、サポートしていけるよう見守り続けさせて頂きます。

 日頃からトレーニングを楽しみにし、参加し続けてくれた6年生たちには感謝の気持ちでいっぱいです。最後まで素晴らしい姿を見せてくれた6年生たちを我々は誇りに思います。

 末筆となりましたが、6年生のみんな!卒業おめでとう!!

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