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レアルソシエダvs東京V観戦ツアー

レアルソシエダvs東京V観戦ツアー

 5月29日に国立競技場で開催されたレアルソシエダvs東京Vの試合を観戦してきました。

 国立競技場で平日夜の開催となると子どもはいけるかもしれないけど、仕事の都合で親御さんが付き添いできないところが多いのではないかと思い、今回スタッフが引率するという形でツアーを組むことで子どもたちにもスペインのサッカーを見る機会を作れるのではないかと思い計画をしました。
 今回は6人にスタッフと14名の子どもたちが参加し、20名で参加をしましたが、サッカー仲間の伝手でチケットの先行予約を行うことが出来たのでスムーズに手続きすることが出来ました。

 今回のツアーの集合場所は石和温泉駅。特急かいじに乗って新宿を目指す旅となりましたが、初めて特急に乗るという子もいました。何度か乗ったことがあるという子でも家族以外の人と一緒に乗ることは無いのでサッカー仲間と一緒に電車旅ということでテンション高めでした。乗車券を自動改札に入れて通過するのは少しドキドキしてましたね(笑)
 電車の中は快適で座ってるだけで新宿まで行けちゃう優れもの。お菓子を食べる子、隣の友達と談笑する子、小説を読み始める子など様々でしたが、みんな楽しそうに過ごしてくれていました。

 いざ、新宿に到着するとそこはもう別世界。建物の多さ、大きさ、人の多さ、ファッションの奇抜さなど刺激たっぷりの世界を満喫しながら新宿駅から国立競技場まで徒歩で移動しました。20分ほどの移動でしたが都会の空気を味わいながら苦も無く子どもたちは移動してくれていました。「東京も割と田舎だな~」という謎なフレーズが子どもから聞こえましたが、都会や田舎の定義はあいまいなため、あながち間違いでも無いのかもしれません(笑)

 国立競技場に着くと4万人の観衆が集まったとあり人の多さに驚いていましたが、行列に並んだり人込みで進めないなど無く、スムーズに試合会場に入場することが出来ました。早めに到着したので自由時間を作りスタジアム周りでスタグル(スタジアムグルメ)を楽しんでいました。スタジアムでは試合観戦だけでなくこういった楽しみがあるのも良いところですね。

 キックオフ前にも楽しみがいっぱいあり、選手たちのウォーミングアップの様子を見て目を輝かせていました。ここでもやはり「久保君どこだー?」「いたいた!あそこあそこ!」と久保選手を見つけておおはしゃぎの子どもたち。ポゼッション形式でボールを回しているところを見て「CDYでもやってるやつだ」と嬉しそうにしていました。いつかソシエダの選手たちのようにボールが動かせるようになるといいですね!

 いざ試合が始まるとレアルソシエダが圧倒する展開となり、ボールの持ち方やパスワーク、失ったあとのトランジションなどお手本になるプレーがたくさんありました。今回のツアーで子どもたちにあーだこーだ解説するようなことはしませんでしたが、子どもたちがそのまま見たものを、そのまま心に感じ取り自分のサッカーに役立てて欲しいと思います。
 なんだかんだ途中で飽きてしまう子や、ふざけだしてしまう子がいるかと思っていましたが、最後まで大興奮で試合を見続けており、むしろ試合終盤が一番盛り上がっていました。

 世界トップレベルの選手のプレーを日本で見れるようになったのは間違いなく日本サッカーの発展のおかげであり、次世代の若者たちへ素晴らしい環境を作ってくれていると思います。こういった機会を作れるのは選手のおかげでもありますし、誘致し実現してくれる関係者の方々のおかげでもあります。
 子どもたちには純粋に目の前のサッカーを楽しんでもらい、自分の夢の実現のために努力を続けてもらえたらと思いますが、我々指導者は子どもたちがサッカーを好きになり、成長しやすくなる環境を様々な分野の大人たちと協力し合って作ることが必要だと改めて感じました。
 ここのところ皆様のご協力があってサッカー関係者以外の方との繋がりも多くなってきており、子どもたちのために出来ることが増えてきています。
 今回初めての県外への試合観戦ツアーでしたが、子どもたちが凄く喜んでくれたのでまた企画してみようと思います。今回参加出来なかった方も是非次回参加頂けたら幸いです。

 これからも地域の皆様と協力し合ってより良いクラブ作りに励んで参ります。
 どうぞ引き続きよろしくお願い致します。

【おまけ】
↓レアルソシエダジャパンキャンプでMVP!花形瑠生の記事(2022年9月)
https://www.cdyescola.yamanashi.jp/2022/09/23/7135/

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