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RENOVA FC U-13 活動報告

RENOVA FC U-13 活動報告

 RENOVA FC 3期目となるU13チーム。U13チームは20名の選手で活動しており、3学年の中で最も多い人数で活動しております。始動して半年以上が経ち、ここまでの取り組みや現在地についてお話しさせて頂きます。

 U-13チームには特別強く伝えているところはピッチ内外において”個人”に対するアプローチです。このチームを卒業した時にこういう選手になっていて欲しいというモデル像から逆算し、段階を踏んで指導しているため、目先の結果でやるべきことを変えず選手には多くのチャレンジを要求しています。一人ひとりがボールを持つことに強いこだわりを持ち、上手い集団になるためのベースを日頃のトレーニングで積み上げています。

 始まりはみんな安全なプレーを選んでばかりでしたが、5月に行った愛知遠征では欲張ってボールを持つ場面が多く見られ、相手のプレスが来ても堂々と保持する選手たちの姿勢を見てメンタル面での成長を感じました。

愛知遠征初日のグランドは大雨でこんな状況でした(笑)

 しかし、7月中旬以降から開幕したU13リーグで、まだまだ技術的にもメンタル的にも足りないことを実感させられました。それでも格上の相手に対してトレーニングで取り組んできたことを貫き、相手関係なくバトルを挑み、成長する絶好の機会と捉えて選手たちは非常に強く戦ってくれています。

 特に公式戦になると緊張感がある中、相手の早いプレスにバタバタする選手が多く、思い通りの展開に持ち込めず苦しい時間を過ごすことも少なくないですが、《今やってきていることを崩さないこと》、《結果が出ないならもっとチャレンジすること》。選手にはこのスタンスを変えないことを強調し伝え、結果の改善をするのではなく内容を良くしていくことを説きました。

 そんなリーグ戦は開幕3連敗スタートと厳しい立ち上がりでしたが、その後は4連勝と結果も出てきており、選手も心地良い緊張感の中バトルを楽しんでいるなと感じています。ですが、結果が出ると良しとしてしまうのが人間の心理なのかなと。
「この試合には勝ったけど内容はどうだったの?まだまだ甘い、まだまだ足りないところがあるよ。」
 勝ち続けてきてもなお、結果の改善をするのではなく内容を良くしていくことを再確認しました。コーチが言うまでもなく、選手たちもこういったメンタルが根付いてきており、自分のプレーがどうだったのかを振り返れる選手が増えてきているのも嬉しい成長だと感じています。

 4月に始動してからここまでを振り返ると、やんちゃで浮き沈みのある選手たちですがとても仲が良く、トレーニングの雰囲気も活気があり要求し合いながらここまではやれているかなと。今のトレーニングの雰囲気は私はかなり好きです。

 いろんな面での成長を感じさせてくれているここまでですが、今後は1つ上の学年との試合も増えていく中で、どこまで選手たちが自発的に技術を追求していくかを見守ろうかなと思います。
 選手たちと共に成長を続けていけるよう私も励んで参りますので、どうぞRENOVA FCの応援よろしくお願い致します!

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