U-13大豆戸カップ参戦
神奈川県の強豪クラブである大豆戸FCが主催するサッカー大会にRENOVA FCのU-13チームが参加してきました。
日時:1月4日~5日(1泊2日)
会場:茨城県神栖市
参加チーム:18チーム
大豆戸FC/ジョカーレFC/横浜FTAR FC/ともぞうSC/CFG YOKOHAMA/北総ローヴァーズ/TFA/ACミラン佐倉/MIP-FC/FCみらい/RENOVA FC
※複数エントリーチームあり
~朝5時00分に小瀬スポーツ公園に集合しバスで出発~
みんな眠くてボーっとしてるかと思いましたが意外に元気。やはり1年生にとっては初の宿泊遠征ということでテンション上がっている子が多かったと思います。まだ遠征というより遠足気分なところもありましたが、段々と戦う集団としてたくましく成長していくために、いざ茨城県へ!!
旅路は順調で予定よりも早く現地に入れたので朝8時00分に鹿島神宮へ。初詣の賑わいも一段落し、どこかピリッとした厳かな雰囲気が漂う境内で必勝祈願と無病息災を祈ってきました。近くに鹿島スタジアムもあったのでバスでグルっと外周して試合会場へ。
~大会1日目~
1日目の試合結果は大差をつけられての敗戦が続きました。大豆戸カップは他カテゴリーでも何度か参加したことがあり、レベルの高い大会だと知っていたので、このような結果になることは正直予想していました。選手たちがこのような状況に陥ったときに自分たちで解決策を見出し次へのチャレンジにつなげていくことが今回の遠征の目的でした。
しかし、選手たちは大敗をしても響かない選手が多い。他チームは勝とうが負けようがベンチに戻りながら「あの時はこうしよう」「相手のここを狙おう」など選手同士での声の掛け合いが多く、話している内容も質が高い。良い意味でコーチいらずの戦う集団を作れていました。
選手たちにこの部分を要求することは簡単でしたが、敢えて声を掛けずに選手たちが自ら気づくまで待ちました。先ほど敗戦が響かない選手が多いと書きましたが、響いてる選手が2~3人いたのも事実。彼らがもがく姿を見て他の選手に伝染していくことが出来れば良いチームが出来ると信じ、少しずつ成長していけるよう見守りました。
なお試合内容は大差で負けたものの、不甲斐ない試合というよりは、一生懸命全力で戦うものの、単純に技術力の差やフィジカル能力の差がありやられてしまったところが多いです。チームの課題として取り組んでいるビルドアップにも積極的にチャレンジし、守備においても相手の縦パスを狙ってプレスをかけるところも成功しているところが少なくなかったと思います。
やってきていることは身についてると分かったところもあり、ただまだ足りないと感じたので引き続きトレーニングに励んでいこうと思います。
~宿舎の様子~
宿舎は南国感溢れる建物でした。アパートをリノベーションしたもので部屋の名前が「プルート」「デイジー」「デール」「チップ」・・・どこかで聞いたような?大丈夫なんでしょうか?(笑)
生活面での成長や気づきも遠征では重要となる部分ですので、子どもたちがどのように仲間と過ごすのかをよく観察しました。生活面がそのままサッカーに繋がる部分が多くあり、だらしない選手はだらしないプレーをするし、よく気づかいが出来る選手はサポートが上手かったりします。つまりサッカーが上手くなるには生活面を良くすることが近道だったりします。
”良い習慣が良いプレーを生む”ということを選手のみんなには覚えておいて欲しいと思います。
ミーティングでは自分たちが試合をして何を感じたかを吐き出してもらい、チーム全体で共有しました。このチームで何を成し遂げたいのか?明日はどんなチャレンジをするのか?
仲間との楽しい時間を過ごしつつ、明日へ備えてしっかり体を休めました。
~大会2日目~
注目の2日目の初戦。先日のミーティングで自分たちの弱さを感じ、変えていこうと決意した選手たちはどのような戦いを見せてくれるのか?期待して送り出した選手たちでしたが、戦う姿勢が明らかに強くなっており、やや劣勢といった試合展開でしたが粘り強い戦いをしてくれました。相手コートでなかなか試合をすることが出来ないチームでしたが、今回の試合ではシュートまでいく場面も増やすことができ、ゴールへの期待を感じさせてくれました。
しかしやはり隙があり、自分たちでプレーを止めてしまったことから失点をしてしまいました。良い試合を続けていただけに本当にもったいない試合でしたが、そこからほころびが生まれ失点を重ねましたが、あきらめずに戦い続け大会得点を生むことが出来ました。同じ敗戦でも気持ちが強かった分、悔しさも大きかったです。負けた後の選手たちの表情を見てもサッカーに向き合う姿勢、本気度が変わったことが分かったので、今回の遠征に来て良かったなと感じました。
~大会結果~
1日目
①ともぞうSC A 0-13 ×
②大豆戸WEST 1-9 ×
③大豆戸U-12 0-5 ×
2日目
④ジョカーレFC 1-3 ×
⑤ともぞうSC B 0-11 ×
⑥FCみらい 8-1 〇
サッカーは甘くなく、一生懸命頑張っていても勝利に繋がるとは限りません。この差を埋めるには一朝一夕では足りず、日々のトレーニングで情熱を薄めることなく、取り組み続けることが今後の課題です。
結果を見ると不甲斐なく見えるのは当然ですが、この状況を変えていけることが出来るのであれば本当に強い集団と言えるんじゃないかと思っています。
1月から公式戦が始まりますが、何とか勝利をもぎ取ることが出来るよう次のトレーニングから全力で励んで参りますので、応援頂けたら幸いです。
このような大きな大会に招待してくれました大豆戸FC様ならびに対戦頂いたチームの皆様、送り出してくれた保護者の皆様に感謝しております。
今後ともどうぞよろしくお願い致します。