【U-9】大豆戸カップレポート
1月10日~12日の3連休に茨城県神栖市で開催された大豆戸(まめど)カップに参加してきました。
この大豆戸カップはCDY.ESCOLA創設時から毎年この時期に欠かさず参加している大会となっており、この大会のみ唯一勝ちにこだわり、真剣勝負を経験する場として活用させて頂いております。
大豆戸カップは参加チームのレベルも高く、規模も大きいためU-9年代では国内トップレベルの大会になっておりますが、山梨の選手たちにとってはより広い世界を知り、自分たちの立ち位置を正確に知ることが出来ます。
大豆戸カップに参加するメンバーは一回りも二回りも成長できるきっかけを掴むことができ、この大会で新年をロケットスタート出来ること毎年楽しみにしています。
今年も素晴らしい遠征となったので、下記のとおり大会参加の報告をさせて頂きます。
【大豆戸カップ U-9の部】
レポート作成者:諸角 駿(シュンコーチ)
① 試合内容・結果
1日目(1次予選リーグ)
「vs横浜つばさ(B)6-1」 「vs虎ジュニア0-7」 「vs富士見台5-0」➡2位通過
2日目(2次予選リーグ 上位トーナメント)
「vs君津FC 1-8」 「vs府中新町 0-7」 「vs田奈 2-2」➡3位通過
3日目(順位決定トーナメント)
「vs町田小川 2-4」 「vs田奈 0-3」➡20チーム中12位
②チームで目指したこと
チーム目標は「優勝」。目標を達成するために下記3つのことを大切にし、大会に臨みました。
【フォーメーション・戦術】
「守備時」
1 コートの圧縮(相手を閉じ込める)
2 ライン間を狭く(背後のケアが苦手な子が多いので、背後のスペースを広くしないように設定)
3 サイドハーフ→はしゃがず、相手を待ち構える
4 1番(縦か中どちらを切るか状況によって変える)・2番・3番の徹底
「攻撃時」
1 役割を変える(相手の背後、足元でもらう選手、中間・3人目のサポート)
2 2vs1の状況に持ち込む(オーバーラップ、インナーラップ)(攻撃のアイデアを共有)
3 ビルドアップ時、相手のFWの枚数に応じてポジショニングを変える(自チームボランチ、サイドハーフ)
【チームメイト全員で集まる時間】
コーチの理想と子供達の理解の乖離を少しでも減らすためにディスカッションを取り入れたチームミーティングの時間を多めに設定しました。途中から戦い方を変えましたが、選手たちは柔軟に対応してくれました。ミーティングの重要性が改めて実感できました。
【試合外でのふるまい方】
「整理整頓」
チーム・個人の荷物が適当に置かれていることが何度かあったので、口酸っぱく選手たちに伝えました。大会後半になると何も言わずに自分たちで気づき、整理ができるようになっていきました。
「挨拶」
試合後に相手選手や監督に丁寧に挨拶をする場面や、合宿最終日には旅館の方に感謝の気持ちを伝えるなど、素晴らしい行動が多く見られました。
③ピックアップマッチ(印象に残った試合)
1日目 第2試合 vs虎ジュニア
子供達はこの1年間で多くのトレーニングや試合を重ね自己研鑽に励みました。スクールということもあり、一緒にトレーニングをしたことがない仲間もいた中で、コーチのやろうとしているサッカー像を個人とチームの両方の側面から理解しようと励んでくれました。また、皆で同じ絵が描けるように共有をする時間を多く設定しました。そんな中で挑んだ大豆戸カップでは、メンタル面での成長を大会期間中に大きく感じさせてくれました。
8月に開催した石和温泉サッカー大会では、MITAさん相手に0-15と圧倒的な差で負けたことが強く印象に残っています。その時は失点を重ねるたびに子供達の表情とチームの雰囲気は沈んでいき、サッカーを楽しむ様子・戦う姿勢を全くと言っていいほど感じることが出来ませんでした。今回の大豆戸カップでも、虎ジュニアさん相手に多くの失点を重ねましたが、闘志は消えることなく、常に声をかけ、全力でボールを奪いにいく姿勢、ゴールを狙う意欲等が30分間通して存分に見られました。子供たちの成長を一番に感じた瞬間でした。
試合の内容では、攻守において1vs1の状況では後手を踏む場面が多かったこともあり、数的優位の状況を常に作り出せるようにライン間を狭く設定し、コンパクトな状況を意図的に作り出しました。前半は0-2。こちらにもチャンスがありましたが、決め切ることが出来ませんでした。結果、後半は足が止まり、数的優位の状況を作る前にむやみに飛び込み簡単に剥がされる、プレスバックが遅れるなど、後手を踏み続け多くの失点を許してしまいました。
この試合で得た経験(守備の強度不足)を子供たちがどう考え、今後に生かしていくのか大きなきっかけを得ることができた試合となりました。先にも書いた通り、闘志を持ち続け戦い抜いたことがポジティブな面ですので、大会ピックアップマッチに選出させていただきました。
④優秀選手
「降矢 蒼佑君」
選考理由
そうすけはGKとCBをメインに起用しました。本職ではないにも関わらず、GKの際には安定したセーブを何度も見せチームを救ってくれました。CBとして出場した時も1vs1の対応で腕を使い相手を抑え込むプレーなど、安定したプレーを3日間発揮してくれました。後方からチームをプレーで支え続けてくれた3日間はとても頼もしかったです!
また、コーナーキックのこぼれ球を迷いなく振り抜きロングシュートでゴールも挙げました。攻撃時でもチームに大きな貢献をしてくれました。
オープンな展開になった時の背後のケア・状況に応じたプレーの選択・ビルドアップ・発信力など、発展段階の部分も見られましたが、献身的に働き、闘志を見せ続けてくれたため、優秀選手賞に選出させていただきました。
⑤ まとめ
サッカーの面(個人・チーム戦術の不足など)と、サッカー以外の面(宿舎での過ごし方など)、目標の達成には積み上げないといけないものが多いことを肌で感じることが出来たと思います。
選手一人一人が今の自分に足りない所や更に伸ばしていける所をきちんと分析し、今後のスクールでの取り組む姿勢や家庭や学校での過ごし方などを意識して生活していってください!
長いサッカー人生においてこの大会で得たことがいつどのような場面で発揮されるのかわかりませんが、それぞれがこの大会を通して感じたことを今後必ず活かしていってもらえたらと思います。
私自身、初めて大豆戸カップを指揮させていただきました。結果が伴わなかったので悔しい気持ちが一番ですが、大きな達成感も感じています。1年間の子供達の頑張りを側で見させてもらい、
「こんなことが出来るようになったんだな」「今後はこんなプレーができるようになれば良いな」など、子供達の成長とこれからの伸び代を十分に感じさせていただきました。このような瞬間に立ち会うことが出来て本当に良かったです。
今後の子供達の更なる成長のためには、私自身のパワーアップが必須です。サッカーの理解、プランニング、指導力の向上など様々な面で力をつけていけるように精進いたします。そして、来年度の豆戸カップにリベンジさせて下さい。
一緒に戦ってくれた「成」「太誠」「心梛」「朔人」「晄凰」「英明」「漢」「蒼佑」「莉飛音」「旬一」
本当にありがとう!これからもお互いに頑張ろうな!



























