CDY SUMMER CAMP in 本栖湖

by Satoshi_Kinugawa
in 未分類
on 2024年8月12日

　８月４日～５日の１泊２日でサマーキャンプを行いました。会場はいつもお世話になっている本栖湖スポーツセンターを使わせて頂き、天候にも恵まれ涼しい風を感じながらサッカーキャンプを楽しむことが出来ました。

　今回のサッカーキャンプではいわゆる”強化合宿”と呼ばれるようなサッカーに特化したものではなく、サッカーを楽しむことはもちろんのこと、集団生活の中で社会性を育むことや親元を離れて仲間と生活する非日常感を楽しんでもらうこと、ルールやモラルを自ら守ることで自立心を養うきっかけとしてこのキャンプを開催しました。

　２日目は雨が強く降り、雷も鳴る時間帯もありましたが、ほぼスケジュール通り進行することができ無事に終えることが出来ました。サッカーの他にも本栖湖への散策やバーベキューも行い、子どもたちにとって刺激たっぷりの充実した２日間とすることが出来ました。

～トレーニング～

　先にも書いた通り強化を目的としたトレーニングではなく、サッカーをより楽しむことを目的に、仲間と協力しながらプレーすることや、高学年が低学年を引っ張るリーダーシップを求めるようなトレーニングを主に行いました。
　試合になると高学年ばかりがボールを持ち、低学年はつまらなくなってしまうかと思いましたが、割と低学年の子が奮闘し、積極的にボールを奪いに行く姿勢が強く、自らゴールキーパーを買って出る子がいたりとお兄ちゃんたちに触発されていつも以上にやる気いっぱいの子が多くいました。「大きい人がいっぱいで難しかったけど、ちょっと役に立てたと思う。」という感想を嬉しそうに話してくれた１年生もおり、良い成長のきっかけになったのではないかと感じております。
　４年生以上の選手は率先して動くことで低学年の見本となっており、優しく声をかけつつ低学年をサポートしながらプレーすることが出来ていました。キャンプの始めに「良い選手とは何か」について話をしましたが、「強いチームにいる選手」ではなく「強いチームに出来る選手」が良い選手だと伝えました。自分が一生懸命プレーするだけではなく、チームの雰囲気を良くするような声掛けが多かったのも素晴らしかったと思います。

～室内の様子～

　本栖湖スポーツセンターではスポーツ施設と宿舎が一体となっており、多くのチームが訪れる施設となりますが、この日も中学生の交流大会があり、大きなお兄ちゃんたちがいたり、東京の高校のバトン部が体育館で強化合宿をしていたりと多くの人が宿泊をしていました。
　そんな中で小さなCDYベイビーズはご迷惑をおかけするのではないかと心配しておりましたが、全く問題ありませんでした。夜は興奮してギャーギャーする子もいるかと思いましたが、むしろどこよりも早く就寝しグッスリ眠っていました。

　寝床の準備は初めて行う子がいましたが、何回か経験している子が率先して手伝ってあげており、協力しながらシーツを引くなど協力しあって上手く行うことが出来ていました。
　相変わらず脱いだ服を脱ぎっぱなしや通路に荷物を散らかす子もいましたが、コーチよりも先に子どもたちが声をかけて注意をし正しい方向へ導いていました。
　ケンカをして怒られたり、ちょっと寂しくて泣いてしまう子もいましたが、想定の範囲内でありどうってことありませんでした(笑)

～楽しい思い出～

　今回のキャンプではそもそもサッカー以外のアクティビティを楽しんでもらえたらと思っており、夏休みの素敵な思い出の一つとして子どもたちの心に残ってくれたらと思い開催を致しました。
　募集の時点で子どもたちはサッカーよりもバーベキューに釣られて来た子が多かったように思いますが、お目当てのバーベキューも楽しく行うことができ、思った以上にガッツリ食べる子どもたちにビックリしました。お肉が大人気でしたが、思った以上にナス、ピーマン、たまねぎも人気があり、爆発的人気だったのはトウモロコシでした！！
　もちろんそのままでもおいしいお肉や野菜ですが、一緒にサッカーした仲間と一緒に食べるご飯は格別ですね！またみんなで集まってバーベキューできる日を楽しみにして頂けたらと思います！