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【裏関東大会に挑戦】高円宮杯ベスト4のご褒美!RENOVA FC U15、強豪ひしめくチャレンジカップでの「収穫と現実」

【裏関東大会に挑戦】高円宮杯ベスト4のご褒美!RENOVA FC U15、強豪ひしめくチャレンジカップでの「収穫と現実」

 高円宮杯山梨県予選でベスト4に進出したことで、U15関東チャレンジカップ・ディビジョン3に参加することができました。この大会は、高円宮杯関東大会予選に惜しくも進出することができなかった関東各県(東京・神奈川・千葉・埼玉・茨城・栃木・群馬、そして山梨)のチームがディビジョン2と3に分かれて行う、いわば「裏関東大会」のようなものです。

 それぞれの地域で決勝まで進み、あと一歩で本戦に進むことができなかった実力者たちが集う大会で、出場チームの顔ぶれはまさにそうそうたるものです。我らがRENOVA FC初戦の相手は東京のFC VIDAさん。強豪ひしめく東京の予選を勝ち抜き決勝まで進んだというだけで、強敵であることが想像できます。そんな相手にどれだけやれるのか。期待と不安が3:7で入り混じる私は、VIDAさんと対戦経験のある先輩指導者に情報をもらうなどし、準備を進めていました。

 関東チャレンジカップに参加できることの大きなメリットは、県予選終了後、約1ヶ月間をこの大会の準備期間として、高い熱量を持ってトレーニングと試合に励むことができる点です。県予選の試合で武器として通用した部分はその精度を高め、逆に「もう少しここはやりたかった」ことは修正しながら、試行錯誤を重ねて日々の練習を行えたことは、とても貴重な時間でした。

 さて、肝心の試合ですが、立ち上がりは期待を感じさせる良い入り方でした。切り替えの速度やプレスの強度も良く、相手陣地に押し込む時間を作りました。しかし、当然ながら相手にも個々の能力が光る選手が多く、右サイドを起点にクロスから決定機を作られ、前半で2失点をしてしまいます。ハーフタイムでは、相手ボール時のボールを誘導するサイドを整理し、県予選ではできなかった「ボールを握り相手を動かしながらゴールに向かう」ことに、最後にチャレンジしようと話しました。
 後半開始直後からシュートチャンスを3回ほど迎えましたがゴールを奪うことはできず、その後コーナーから3失点目を喫してしまいました。なんとか一矢報いるためにゴールを目指し続けましたが、最大の決定機は相手キーパーに阻止され、結果0-3での初戦敗退となりました。

 試合前の予想よりやれている部分もあり、やはり個人の能力の高さを目の当たりにした点もあり、このレベルだとミスが勝敗に直結するという当たり前のことを再度確認させられ、我々の関東チャレンジは終了しました。(今回は翌日に交流戦という形でもう1試合できたのがとても良い経験でした)

 夏明けから必勝を誓った県予選2回戦、悔し涙を流した準決勝、そして関東チャレンジに向かうまでの期間で、個人、チーム共に大きく成長した実感があります。実力をつけなければ、負けた時点でそこが終りとなってしまうこと、チーム一丸となって勝利した後は何にも勝るほどの喜びがあること、そのことを私自身も肌で経験することができました。

 次のステージまで残り期間はわずかですが、次は勝って勝って勝ちきれるよう、そのために自分の実力を伸ばせるよう、また一歩を踏み出していって欲しいと思います。

RENOVA FC
U-15監督 三瓶大輝

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