U15高円宮杯 ベスト4進出!スコアの裏にあるもの
試合終了のホイッスルが鳴り、U15高円宮杯の挑戦は準決勝敗退という形で終わりを告げた。最後にスコアボードに映し出された数字は1-4。この結果はすぐにSNSやインターネットで報じられ、3種年代に限らず山梨のサッカー関係者、保護者の目に入ることだろう。この時期は各地で高円宮杯予選や選手権予選が行われ、私自身も毎週末、SNSを通じて各試合の結果を目にすることになる。私たちが見るスコアボード上だけの数字はとても残酷だ。その数字だけでは、その日その試合で両チームの選手たちがどれだけの思いを込めてプレーをしたのか、表すことは不可能だから。
「1-4」
この数字の裏には緊張で胸が張り裂けそうな大舞台で勇気を持ってプレーした選手たちの心が込められている。愛する息子・娘が懸命にプレーする様を心から応援した保護者の想いが込められている。
自分がピッチに立ちたい想いを抱えながらも仲間を必死に応援したベンチメンバーの悔しさが隠れている。
試合終了後に汗でぐっしょりと濡れたキャプテンマークの重さが潜んでいる。
全力を尽くしても勝つことができなかった悔し涙が滲んでいる。
この2ヶ月、この大会に向けて必死に準備をしてきた。よく走り、戦うチームに生まれ変わったと思う。2回戦も準決勝もプレー強度や切り替えのスピード、ゴールに迫る鋭さなどは遺憾なく発揮できていた。
決勝進出まではあと1歩、2歩足りなかったがクラブの歴史を塗り替える結果を残した選手たちを手放しで褒め称えたいと思う。
関東の強豪と真剣勝負をする舞台、そして山梨のクラブチームのみで行う最後の大会が11月に待っている。またチーム全員で目標に向かって努力していく時間を存分に楽しんでいきたい。
【第37回高円宮杯U-15山梨県予選 結果】
10月11日(土)
2回戦 vs FC ZONA
会場:押原公園天然芝
結果:2-1 ○
<得点者>
カワテイッセイ×2
10月13日(月)
準決勝 vsフォルトゥナSC
会場:河口湖第2
結果:1-4
<得点者>
ナカムラキヨト
▼次戦
関東チャレンジカップ
11月15日(土) 1回戦 (開催地等未定)
1つでも高いところを目指して戦ってまいりますので、応援よろしくお願い致します。
RENOVA FC
U-15監督 三瓶大輝









