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ディフェンスクリニックを開催しました!

ディフェンスクリニックを開催しました!

 8月9日(土)に小学生を対象とした「ディフェンスクリニック」を甲府市にある県立青少年センターで開催しました。
 今回のクリニックは、ディフェンスに必要なスキルを頭で理解し、グラウンドで実際に実践することで徹底的に身につけることを目的に行いました。

①講義パート

 まずは室内での講義からスタートしました。テーマは「ディフェンスで必要なスキルと意識の仕方」です。意識してもらったポイントは次の4つです。
・姿勢を低くしない(腰を落としすぎず、動きやすい高さをキープする)
・目線を上げて、相手の体に意識を向ける(フェイントやボールに惑わされず、相手の体を見る)
・腕で相手に重さを伝える(接触の場面で腕を使い、相手に自分の存在を感じさせる)
・足を揃えない(いつでも動けるように、左右の足の間隔を保ちバランスを取る)

 子どもたちは真剣な表情で話を聞き、手元のノートに必要なことを書き込む子も多かったです。能力の発展の順序として一番最初に来るのは「知る」ことであり、そこから試行錯誤をしながら上達に繋がっていくため、今回の講義を次の実技パートに役立てていけるよう準備をしました。

②実技パート

 講義のあとは、いよいよグラウンドでの実技です。まずはドリル形式で姿勢や目線、足の運び方を繰り返し練習しました。短い距離でのステップワークや、相手を想定した動きに取り組み、体の使い方を確認しました。
 続いて、より実戦に近い1対1の対人形式トレーニングを行い、講義で学んだポイントを実際の守備の場面で試し、相手の動きに対応する練習を行いました。講義で学んだことを活かし、早い段階で良い守備の形を身に着ける選手が多かったです。相手に抜かれてしまう場面もありましたが、修正点を明確にすることが出来ており、回を重ねるごとに相手を止める場面が増えていきました。

 実技に取り組む子どもたちの様子から、講義での理解が活きていることが伝わってきました。エラーが起きた時に自分でどう改善すればよいかを考え、修正しようとする姿が見られました。
 また、繰り返し積極的に守備にチャレンジする姿も多く、失敗を恐れずに取り組む姿勢が印象的でした。そして何よりも、子どもたちが「ディフェンスって楽しい」と感じてくれたことを一番嬉しく思いました。

 今回のトレーニングは、いわゆるクセを矯正することを目的としたクリニックでした。やってはいけない守備の仕方を言葉で理解し、それを改善するきっかけを作ることができたのは大きな収穫です。
 ディフェンスのクセは簡単に抜けるものではなく、意識しないとすぐに元に戻ってしまいます。だからこそ今後も定期的にクリニックを開催して良い守備の仕方を継続的に習得できるようサポートしていきたいと考えています。

 ご参加いただいた皆さま、本当にありがとうございました。
 CDYでは様々なクリニックを通して子どもたちの成長に繋がる気づきを与えていますので、是非ご参加頂けたら幸いです。皆様のご参加楽しみにお待ちしておりますので、どうぞ次回のクリニックもよろしくお願い致します。

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