RENOVA FC 個人面談
多感な時期なんて言葉を使われる中学生年代ですが、ジュニアユースの選手たちが日ごろどんなことを考えてトレーニングや生活をしているのかを知るために個人面談を行いました。
個人面談ではグランドでのコミュニケーションと比べ、選手たちの本音をより多く聞き出すことが出来るので指導に活かせる情報をたくさん得ることが出来ます。スポーツ心理学研究室助教も一緒に面談をしてくれており、より有益な情報を聞き出したり、選手たちが話しやすい環境を作ってくれるので選手たちも面談による成長を実感してくれています。
2年生は既に1年以上このような取り組みを続けてきているわけですが、自分自身の分析やそれをコーチに伝える能力が上がってきたことが感じられます。自分で思ったことを自分の言葉で伝えることが出来る選手たちの姿は逞しく感じ、さらなる成長を期待させてくれています。
zoomの使い方も手馴れており、コーチたちが中高生だった時代とは本当に環境が変わったなと感じますね!
1年生は初めての個人面談となり緊張もあったと思いますが、コーチの話を聞くだけではなく、自分のことを話すということに意外な難しさを感じていたと思います。自分が思っているほど自分のことはあまりよく分かっていなかったりするので、質問に答えづらかったり、言われてみるとあんまり考えてなかったなという気づきが多くあったんじゃないかと思います。
2年生も初めはこういう状態でしたが少しずつ自分を知ることが出来るようになり、明確な目標設定や達成のための時間の使い方まで考えて行動できるように成長してきました。1年生のみんなも将来どんな人間になっていきたいかをイメージし、目標を達成していく楽しみや喜びを伝えていけたらと思います。
RENOVA FCでは
・セルフモニタリングシート
・目標シート
・プロフィールシート
なんてものを使って選手たちのメンタル面での成長をサポートしています。
フィジカル強化についても目標を設定し、さらにどうやって達成していくかを考えて行動していくよう指導することでメンタル面での成長も出来るようサポートしています。
クラブやコーチ、先生など大人たちが”与えてくれる課題”に対して頑張るだけではなく、”自ら考えだした課題”に対して効果的に取り組める選手を育成していくことが大事だと考えています。
今回の個人面談ではこの点についても選手たちに話し、一緒に考えていきました。自分で自発的に取り組んでいたトレーニングはまだ少なめだったことに気づいた選手たちですので、今後どうしていくか考えることで行動に移していくことと思います。
選手たちだけではなく、これらのことは指導者が率先して行っていかなければならないことですので、スタッフもサッカーを楽しみ、指導の質を高めていく努力をし、選手たちに還元していけるよう励んで参ります!
-山梨から世界へ!!-