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【茨城遠征】U-9大豆戸カップ参加報告

【茨城遠征】U-9大豆戸カップ参加報告

1月12日~13日に1泊2日にて茨城県神栖市で行われた大豆戸カップに参加してきました。昨年も同大会に参加しましたが、今年はメンバーが増えたため小学2~3年生19人を率いて2チームに分けてエントリーすることが出来ました。

昨年も参加しているため大会のレベルの高さが分かっていたので今回は事前トレーニングを入念に行い、この大会で良い結果を出せるように準備をしてきました。
両チーム共に素晴らしい戦いを見せてくれたので大会の参加報告をさせて頂きます。

【CDYネイビー】
1次リーグでは全て勝つことができ、無失点でリーグを終えることが出来ました。事前に準備してきたことを確かめるような内容でボールを動かしながら簡単にゲームを運ぶことが出来ており、順調なスタートを切ることが出来ていました。選手も多少の緊張はあったと思いますが、いざ戦ってみて結果を出せたことで自信を持つことができ、次の2次リーグに進むことが出来ました。

2次リーグでは各リーグを勝ち抜いた上位チームとの対戦ということもあり簡単にいかないところが出てきました。正確性だけではなくプレースピードが求められる試合展開となりました。どのチームも要所に能力の高い選手がおり、相手のストロングポイントに対する対応や、受け身にならず主導権を握るためのボールの動かし方を実践できる良い試合機会となりました。
お互いの良いところが出る試合が続き、2次リーグは3位という結果で終わりました。

最終ラウンドの順位決定トーナメントでは初戦を終始ボールを握り続ける戦いを見せ勝利。迎えた決勝戦は2次リーグの初戦で戦ったチームと再戦となりました。
決勝戦でもCDYのサッカーを忘れることなく、自分たちのスタイルを貫いてサッカーすることが出来ていました。しかし徐々にパス精度が落ち、サポートの動きも鈍ってきたところを狙われ、守備が遅れたところで失点を重ねてしまいました。
疲れもある中必死で戦い抜き、得点を奪い返すも攻勢実らず。悔しいですがトーナメントは2位。全体で10位という結果で幕を閉じました。

ネイビーは10人でエントリーしたチームですが、アクシデントがあり2次リーグからはほぼ交代なく8人で最後まで戦うこととなってしまいました。2日間の大会で試合数も多かったため厳しい条件となりましたが、こういったことも含め選手たちは良い経験が出来たんじゃないかと思います。
ネイビーはチームの戦い方が徹底しており、違いを見せれるチームでした。他チームからも興味を持たれる試合内容だったため、対戦相手や観戦してくれていたコーチの皆様に称賛の声を頂くことが多かったです。

選手一人一人がやるべきことを理解し、自ら考えてプレーすることがこの大会で実践できていたことを確認できたのが今回の大会での一番の収穫でした。
選手の立ち位置、ボールの動かし方、ミスが起きたときの切替などトレーニングでやってきたことを活かしてプレーすることが出来ているので、ここからさらに応用力を身に着けて変化に対応できるよう選手を育てていく必要があると感じました。
個人技術の部分でも相手チームと比べると劣る部分もあったので体の使い方やスピードの変化、フェイントなどで優位性を作り、圧倒できるような選手に育てられたらと思います。
また今後のトレーニングや試合の中で磨きをかけていこうと思います。

-結果-
・1次リーグ
8-0 〇 横浜GS
5-0 〇 さぎぬまSC B
1-0 〇 AC等々力 A
・2次リーグ
3-1 〇 さぎぬまSC A
1-2 × ミキFC A
0-3 ×大豆戸FC A
0-1 ×MIP FC
2-3 ×TDFC
・最終トーナメント
2-0 〇宮本JSC
2-4 ×さぎぬまSC A
-最終結果10位-

【CDYレッド】
1次リーグ初戦から0-5という試合となってしまい、厳しい船出となったCDYレッド。しかし試合の内容で評価すると自分たちのやってきたことを所々活かすことができ、結果は大差ではありましたが決してワンサイドゲームではなく、やってきたことを実践しながら自分たちの戦いを確認することが出来ていました。
その後の試合も1-5、3-5と得点をとることに成功するものの、失点が重なってしまい勝利することが出来ず。リーグ最下位で2次リーグへ進む形となりました。

2次リーグ初戦では相手を押し込むことに成功し、攻勢を強めることができましたがなかなか良い形でシュートを打つことが出来ず0-0のまま試合終盤へ。勝利に飢えるCDYレッドは猛攻をしかけギリギリのところで決勝点をあげることに成功。待望の初勝利を飾ることが出来ました。
第2戦は12点という大量得点を奪うものの、最後の最後ロスタイムで失点。勝利に水を差すような終わり方でしたが勢いそのまま第3戦を迎えます。

大会主催チームの大豆戸FCとの試合でしたが、この試合は今大会のターニングポイントになる試合でした。2点を先制される試合展開でも敗戦ムードにはならず自分たちのスタイルを徐々に確立させていくような内容で、チームの狙いがはっきりし、戦い方を共有しながら戦っていく姿が見られました。しぶといプレッシングからボールを奪い、素早いサイドからのカウンター攻撃。なんとか1点をもぎとることに成功し、その後も猛攻をしかけ勝利を目指しますがそのまま試合終了。
この試合では届きそうで届かなかった敗戦を経験し、本当に悔しそうな姿を選手たちは見せていました。追いついてホッとしたり、勝って喜んで終わるよりもよっぽど成長できる結果だったと思えたので負けて良かった試合だと感じました。
この悔しさを抱えたまま1日目の日程を終えました。

迎えた2日目の初戦は振り返りたくもないほどの惨敗。やってきたことが出来ず自分たちの弱さだけを見せるような試合だったこともあり、忘れることを命じました。すぐに切り替え、戦い方を確認。次戦の戦いに全てを注げるよう準備しました。
2次リーグ最終戦は今大会最高の盛り上がりを見せる大熱戦でシーソーゲームとなり、最後の最後で失点してしまい3-3の引き分け。悔しさと戦いきった充実感が混じる試合結果でした。
この結果第3位で2次リーグを終え最終トーナメントへ。

トーナメント初戦は初日に戦い0-5で敗れた相手。しかし臆することなく結果をひっくり返すためのチャレンジが始まりました。前半は耐える時間が長かったもののGKのミスで許した1点に抑え後半を迎えます。自分たちの戦い方を実践するも相手ディフェンダーを突破できない。ゴールが遠い。そんな中失点を重ねてしまい結果は0-3。初日の戦いよりも明らかに良い戦い方をしましたが届かず。

最後の戦いは悔しい敗戦を引きずらないよう楽しむことを促し最終戦へ。最終戦の相手は一番の盛り上がりを見せた2日目第2試合で戦った相手。3-3で終わった試合を思い出し、今度こそは勝ってやると意気込んで臨んだ試合は3点を追う展開となってしまいます。前半は少し違った戦い方をしたため、大豆戸カップで磨き上げた戦い方にシステムを変更し後半に入りました。猛攻をしかけ素晴らしい形でゴールを重ねるものの結果は3-5。前半の戦い方が悔やまれますが、最終戦でも自分たちのスタイルを確立し、選手がそれぞれやるべきことを理解し実践することが出来ていました。

CDYレッドはBチームと位置付けたチームでしたが、Aチームの選手と比べプレースピードや観る力においてまだ差がありますが、この大会で成長した度合いで考えるとBチームの方が多くのことを考え、実践できていたんじゃないかと思います。
課題がとても多く、改善には時間がかかりますが、きっとみんな素晴らしい選手に成長するでしょう。そんな確信を持てる良い大会に出来たことを一番嬉しく思います。

-結果-
・1次リーグ
0-5 × ミキFC B
1-5 ×さぎぬまSC A
3-5 ×レスト戸田
・2次リーグ
1-0 〇 さぎぬまSC B
12-1 〇 宮本JSC
1-2 × 大豆戸SC C
0-4 × 富士見台FC
3-3 △ AC等々力 B
・最終トーナメント
0-3 × ミキFC B
3-5 × AC等々力 B
-最終結果20位-

【総評】
ネイビーもレッドも事前トレーニングにて戦い方の確認や試合のイメージの共有が出来ていたことが確認できました。気持ちの部分でも大会に向けた準備が整っていたことが今大会で力を引き出せた大きな要因だと思います。
試合の中だけではなく生活面においても自己管理ができる選手が試合で活躍することが出来ていました。
食事の片づけ、荷物の整理、コミュニケーション能力など試合以外の部分でも自分で考えてしっかり行えることになることがサッカーの上達の近道だと考えます。
2~3年生の年代で差が出てくる部分だと思いますので、引き続きこういった部分も指導していけたらと思います。

良いところも悪いところもあって当然なので、それら全てを自分の成長の材料にしてもらえたらと思います。我々スタッフも色んなことを感じることができ、指導者としての成長に繋げられたと感じています。
こういった機会を提供頂いた主催のアスリード様、大豆戸FC様ならびに対戦頂いたチームの皆様、参加頂いた選手諸君と保護者様、バスを提供頂いたびゅーホテル様に誠に感謝しております。

またこのような機会を設けさせて頂きますのでその時はまた応援よろしくお願い致します。

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