COPA ESCOLA開催
3月27日(土)に駿台甲府小学校のグランドにてCOPA ESCOLAを開催しました。
COPA ESCOLAは選手の自主性をテーマにした大会で、コーチがチームの指揮をせず子どもたちだけでチームを運営していくスタイルで開催しています。やはり試合は勝つために行うべきであり、最善の方法を尽くして戦う必要がありますが、大人が勝利に導くのではなく子どもたち自身で工夫をして勝利を目指すことが重要だと考えこのような大会を定期的に開催しています。
今回4チームに分け試合をしましたが、ウォーミングアップから自分たちで考えて各々の方法で取り組んでいました。話し合いの時間が長いチームもあれば、ほぼ話をせずどんどんボールを蹴るチーム。リーダーが仕切るチームもあればリーダー不在でまとまるチームなど、子どもたちだけでも形は違えどしっかり”チーム”を作ることが出来ていました。日頃の練習で得た経験を活かし良い方法を考えて行動していく姿にCOPA ESCOLAの有意義性を感じました。
いざ試合が始まればコーチは審判と結果管理しか行いませんでしたが、選手たちが交代の順番、ポジション、作戦を考えて勝利を目指して頑張っていました。普段のトレーニングでは口数が少ない選手でも、こういった場になるとコミュニケーションをとり上手にサッカーしている様子が見れました。
普段のトレーニングでは指導者は耳より口を多く使っていますが、今回は耳だけを使って子どもたちを見れたので良いところや課題を新たに発見させてもらいました。今後も耳を使った指導を心がけ、子どもたちの自主性や向上心を育んでいけたらと思います。
今回の優勝はレッドチームでしたが、このチームはリーダーを中心にチームをまとめ、その他の選手たちもリーダーに頼り切らず色々な意見を交わし合い勝利を目指してプレー出来ていました。
最下位になってしまったチームも実に見応えあるサッカーをしており、テンポよくボールを回してシュートまでいく場面が多く、点差が離れても諦めることなく終始良い声掛けをし合ってプレーしていました。
今回ご参加頂いた選手の皆様ならびに応援してくれた父兄の皆様ありがとうございました。また次回のご参加も楽しみにお待ちしておりますので何卒よろしくお願い致します。